みなさま,こんにちは。
寒い日が続きますね

どうぞ暖かくして,お体を大切にお過ごしくださいね

さて本日は,妖精博士の部屋にある不思議な絵をご紹介したいとおもいます

【見え隠れする、フェアリー・マーケット】
森の中にいる一人の女性が描かれています。
しかし,角度を変えて見てみると…
女性を誘惑している,フェアリー・マーケットの妖精たちが現れました

キャプションには,「フェアリー・マーケット(妖精の市)は、丘のふもとに出現し、目には見えずただ押し合いへし合いを体験するだけの不思議な現象。
妖精の売り物を見てしまうと目がつぶれ,触ってしまうと手がしびれたり切れるといわれるのでご用心」
との解説が書かれています。
この投稿をInstagramで見る
このフェアリー・マーケット(妖精の市)を題材とした作品に、
ヴィクトリア朝時代の詩人、クリスティナ・ロセッティ(1830〜1894)が書いた『ゴブリン・マーケット』がございます📖
「人間の姉妹の前に現れたゴブリンたちの怪しいマーケット。
姉のリジーは、「ゴブリンたちの売り物に近づいてはならない」と警告しますが、好奇心旺盛な妹のローラは誘惑に勝てずにゴブリンたちの果物を食べてしまい…」
恐ろしくも妖艶な雰囲気と姉妹の絆が美しい文体で描かれた作品です。
日本語訳の本も出版されておりますので、ご興味のある方はご覧になってみてくださいね
恐ろしくも妖艶な雰囲気と姉妹の絆が美しい文体で描かれた作品です。
日本語訳の本も出版されておりますので、ご興味のある方はご覧になってみてくださいね

さて,2月8日からは,ソーシャルディスタンスを保ったままご覧いただけるパネル展「花と緑の妖精たち」の開催も予定しております。

期間:2月8日(月)〜26日(金)
会場:市民ギャラリー
内容:シシリー・メアリー・バーカーの花の妖精や豊かな自然の中の妖精についてのパネル展示。
(※万が一,中止や変更となる場合には,本ホームページおよびSNSにてお知らせいたします)
妖精達がみなさまのもとへ,穏やかな春を運んできてくれますように

(スタッフ Y)