「僧侶も走るほど忙しい時期なので“師走”」という説があるほど，
慌ただしい年の瀬，皆様いかがお過ごしでしょうか？
本日15時からは，「おしゃべり妖精の会」のみなさんによる【絵本の読み語り会】が行われました。
（基本，偶数月の第４土曜日に開催しております♪）
さっそく，今月の絵本をご紹介いたします
こびととくつや 作： グリム 絵： カトリーン・ブラント 訳： 藤本 朝巳
貧しい靴屋さんは，靴を作る材料もなくなってしまいました。
全てを天に任せて眠りにつき，朝になったらあら不思議，立派な靴が出来上がっていました。誠実で優しい靴屋さん夫婦とこびとの交流を描いた，あたたかい名作です。
余談ですが，こうした「お手伝い妖精」は人間から「服の贈り物」をもらうと手伝いをやめて家から旅立ってしまう…
という伝承が多いようです。
もしもお家にお手伝い妖精が来てくれたら，贈り物は１杯のミルクやクッキーなど飲食物にすると安心ですね
次の絵本に行く前に…楽しい手遊びの時間です
歌に合わせて実際に指を動かしてみると，なかなか難しいです
みかんのひみつ 監修： 鈴木 伸一 写真： 岩間 史朗
冬の定番のくだもの「みかん」について，写真と共にそのひみつを大解剖。
みかんの花が咲いて，どんな風に実がなるのか，
ジューシーな房の中には粒がいくつ入っているのか，などなど，
「みかん」について知らなかったことが丁寧に解説されています。
甘いみかんを口いっぱい頬張りたくなる１冊です
かさじぞう 作・絵： いもとようこ
頭にかぶる笠を編んで売りに行くおじいさん。
笠は売れず，帰りに寒そうにしていたお地蔵さんにかぶせてあげます。
するとその夜，声が聞こえてきて…。
他者を思いやる優しさと純粋な行動は，きっと様々な形で本人に返ってくる，
心のあたたかさを大切にしたいと感じる作品です
今月のパネルシアターは，おばけちゃんたちの年越しです。
お友達のお手伝いのおかげで，上手に変身できました
おばけちゃんたち，
未来を先取りして一足早く，良いお年を迎えられたみたいです
最後に「おしゃべり妖精の会」さんから，ネックレス型のしおりをプレゼント。
裏面には，今日読んだ絵本のタイトルが書かれています
お気に入りの本がありましたら，ぜひお家でも読んでみてくださいね。
Instagramでは，イベントの様子を動画にてご紹介しております
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ご参加くださいましたお客様，おしゃべり妖精の会の皆さま，
楽しい読み語り会をありがとうございました
次回の読み語り会は，令和７年2月22日（土）15時からです
絵本の読み語り会日時：2月22日（土）15時〜15時30分
会場：当館ライブラリーコーナー
内容：ボランティア団体「おしゃべり妖精の会」のみなさんによる，絵本の読み語り（朗読）
ご予約不要でお楽しみいただけます♪お子さまも大人のお客さまも大歓迎，途中での入退場も可能です
みなさまのお越しをお待ちしております♪
よいお年をお迎えくださいませ
（スタッフYS）
