2016年05月21日

妖精と作品のお話

今日は学芸員による、妖精と作品のお話を行いました

テーマは「コティングリー妖精事件」についてです
コティングリー妖精事件についての概要や、事件と関連の深いアーサー・コナン・ドイルについての
お話をしました。

IMG_8932.jpg

IMG_8931.jpg

当館では、ガラス原板の実物と現像写真、
撮影に使われたカメラや妖精を描くのに参考とした挿絵本などが展示されています。

写真の中には、フランシスとエルシーが「最後までこれは本物の妖精である!」と主張していた写真も含まれています

・・・写真の中央の渦巻くものが何かは謎とされています。
またよく見ると、右側に小さく女性の顔が見えるのも不思議です

常設展示されているので、ぜひ妖精ミュージアムにてご確認ください



次回は「オーブリー・ビアズリーの挿絵」について解説します。

6月18日(土)午後2時〜となっております。
ぜひご来場ください

(スタッフS)

posted by うつのみや妖精ミュージアム at 15:33| 栃木 ☀| Comment(0) | 学芸員のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月23日

学芸員による妖精と作品のお話 (2月20日開催)

2月のバレンタインチョコレート祭りも終了し、後は3月のホワイトデーを待つばかり?という愛に溢れた季節に…柴崎学芸員の選んだ今回のテーマは…


「トリスタンとイゾルデ」
2016.2.20学芸員による妖精と作品のお話 008.jpg


マルク王(コーンウォールの王)
イゾルデ(アイルランド王国の美しい王女)
トリスタン(マルケ王の甥、勇者)
2016.2.20学芸員による妖精と作品のお話 027.jpg

愛の媚薬を飲んでしまったために起きた三角関係…美しくも悲しい愛の物語です


柴崎学芸員によると、アイルランドのイゾルデの母君がイゾルデに授けた魔法の媚薬が
薬草などの知識にたけたケルトの人々の知恵、すなわち妖精、魔法使いに通じるものがあ
る…というおはなしでした
2016.2.20学芸員による妖精と作品のお話 009.jpg


原型はケルトの説話でリヒャルト・ワーグナーの楽劇など色々な作品になっているそうです
アーサー王伝説の中にも組み込まれています
2016.2.20学芸員による妖精と作品のお話 019.jpg




地図を片手に、イギリスのグレートブリテン島のコーンウオール地方に思いを馳せながら…
じっくりと読んでみたいなと思います
2016.2.20学芸員による妖精と作品のお話 016.jpg





次回の予定は3月19日(土)PM2:00〜2:30
内容については広報誌3月号などでお知らせいたしますので
ご確認ください

ぜひぜひご来館お待ちしております!



(スタッフT)



posted by うつのみや妖精ミュージアム at 16:31| 栃木 ☁| Comment(0) | 学芸員のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする