2023年02月10日

展示替えのご案内★ハーミアとフェアリーテイル

梅の花が咲き始めた今日この頃,みなさまはいかがお過ごしでしょうか?

さて先日の休館日はアートサロン内の模様替えを行いました
まずは絵画です。久しぶりにこちらの作品が登場しました。
IMG_4288.JPG
『夏の夜の夢』――パックや妖精たちに囲まれたハーミア  ジョン・シモンズ
IMG_4289.JPG
愁いを帯びたハーミアの表情に,思わず見入ってしまいますね

展示ケースの方は,
IMG_4337.JPG
「フェアリーテイル」をテーマとした様々な挿絵本を展示しております。
IMG_4293.JPG

↓こちらは,ドーノワ夫人の『妖精物語』
IMG_4296.JPG
こちらの本のタイトルが,”フェアリーテイル”=おとぎ話・童話 と呼ばれるようになった起源なのだそうです



各種公式SNS(Instagram・Twitter)でも,それぞれ展示替えの様子を発信しております



IMG_4302.JPG
宇都宮二荒山神社や餃子通りから徒歩約2分の当館で,幻想的な妖精の世界をお楽しみくださいませ

(スタッフ Y)

posted by うつのみや妖精ミュージアム at 15:07| 栃木 ☀| Comment(0) | 館内紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月03日

ハロウィンの模様替えを行いました

秋空高く,空気が爽やかな今日この頃,皆さまいかがお過ごしでしょうか

さて,本日は休館日ということで,博士の部屋の模様替えを行いました
IMG-3334.jpg IMG-3340.jpg
館内に,ハロウィンの怪しい仲間たちが大集合♪

天井近くには,フワフワとお散歩するオバケたちの姿も見られます
IMG-3339.jpg IMG-3333.jpg

ハロウィンは,妖精とも深い関わりがある古代ケルトの「サウィン」祭りが,その起源といわれております

IMG-3336.jpg
ちょっぴり妖しくて,とっても心躍るハロウィンの雰囲気を,当館にてお楽しみいただけましたら幸いです

(スタッフY)
posted by うつのみや妖精ミュージアム at 15:55| 栃木 ☁| Comment(0) | 館内紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月29日

館内紹介:【見え隠れするフェアリー・マーケット】

みなさま,こんにちは。
寒い日が続きますね
どうぞ暖かくして,お体を大切にお過ごしくださいね

さて本日は,妖精博士の部屋にある不思議な絵をご紹介したいとおもいます
【見え隠れする、フェアリー・マーケット】
image1.jpeg
森の中にいる一人の女性が描かれています。
しかし,角度を変えて見てみると…

 image0.jpeg
女性を誘惑している,フェアリー・マーケットの妖精たちが現れました

キャプションには,「フェアリー・マーケット(妖精の市)は、丘のふもとに出現し、目には見えずただ押し合いへし合いを体験するだけの不思議な現象。
妖精の売り物を見てしまうと目がつぶれ,触ってしまうと手がしびれたり切れるといわれるのでご用心」
との解説が書かれています。


このフェアリー・マーケット(妖精の市)を題材とした作品に、
ヴィクトリア朝時代の詩人、クリスティナ・ロセッティ(1830〜1894)が書いた『ゴブリン・マーケット』がございます📖

「人間の姉妹の前に現れたゴブリンたちの怪しいマーケット。
姉のリジーは、「ゴブリンたちの売り物に近づいてはならない」と警告しますが、好奇心旺盛な妹のローラは誘惑に勝てずにゴブリンたちの果物を食べてしまい…」

恐ろしくも妖艶な雰囲気と姉妹の絆が美しい文体で描かれた作品です。
日本語訳の本も出版されておりますので、ご興味のある方はご覧になってみてくださいね


さて,2月8日からは,ソーシャルディスタンスを保ったままご覧いただけるパネル展「花と緑の妖精たち」の開催も予定しております。

特別展示「花と緑の妖精たち」
期間:2月8日(月)〜26日(金)
会場:市民ギャラリー
内容:シシリー・メアリー・バーカーの花の妖精や豊かな自然の中の妖精についてのパネル展示。
(※万が一,中止や変更となる場合には,本ホームページおよびSNSにてお知らせいたします)

妖精達がみなさまのもとへ,穏やかな春を運んできてくれますように

(スタッフ Y)

posted by うつのみや妖精ミュージアム at 16:19| 栃木 ☀| Comment(0) | 館内紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月27日

黄ぶなグッズお取り扱い中です♪

日が落ちるのが早くなって,イルミネーションが綺麗な季節になりましたね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
当館のお隣,バンバ広場にも「黄ぶな」のイルミネーションが輝いています

image1.jpeg
さて,本日,11月27日は「良いふなの日」なのだそうです
ふなと言えば,宇都宮では「黄ぶな伝説」が有名ですね✨

●黄ぶな伝説とは?●
その昔,天然痘が流行した時に、宇都宮市中心部の田川に「黄色いふな」が現れ,
病人がその身を食べたところ,病があとかたもなく治った…という伝説です
その後,「黄ぶな」は縁起物として民芸品の張り子や様々な形で現代に伝えられています。
image0 (1).jpeg
 当館ショップでは,妖精に関するグッズと並んで,黄ぶなグッズや布マスクを取り扱っております。
疫病退散の願いを込めて作られた黄ぶなたち。
ご友人や,大切な方へのちょっとした贈り物にいかがでしょうか?

また,当館の名誉館長・井村君江によれば、
「黄ぶなは妖精の仲間と言える存在ではないか」と語っています。

― 人々をおそろしい病から救った「黄ぶな」は,自然界の神秘を司る神々の化身であり,まさに自然の精霊です。
西洋でも昔から「妖精(自然の精霊)」は、人間に薬草の知識を授けたり,病から救ったり、
「人間の運命を司る存在」として描かれてきました。
このことから、
「黄ぶなは妖精の仲間と言えるのではないでしょうか?」―
(当館リーフレットより引用)  

当館は入場無料となっております
ショップだけのご利用も可能ですので、宇都宮中心部へお越しの際は,お立ち寄りくださいませ

(スタッフY)
posted by うつのみや妖精ミュージアム at 18:41| 栃木 ☁| Comment(0) | 館内紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月22日

アーサー王伝説の関連書籍,展示中です

みなさま,こんにちは。
紫陽花が綺麗な今日この頃,いかがお過ごしでしょうか

さて,今日は展示情報についてお伝えいたします♪
当館では現在、井村君江名誉館長のギャラリートークに合わせて、
「アーサー王伝説」に関する貴重本を公開しております

アーサー王伝説といえば、現在でもゲームや舞台作品のモチーフになったりと根強い人気があります
19世期の挿絵に描かれていた騎士たちの姿は、現代よく目にするイラストとどんな違いがあるでしょう⚔️
見比べてみるのも楽しいかもしれませんね。



..当館のアートサロンでは現在、井村君江名誉館長のギャラリートークに合わせて、「アーサー王伝説」に関する貴重本を公開しておりますアーサー王伝説といえば、現在でもゲームや舞台作品のモチーフになったりと、大変人気が高い作品ですね。19世期当時に描かれていた姿は、一体どんな違いがあるのでしょう⚔️見比べてみるのも楽しいかもしれませんね♪.◆展示書籍◆『アーサー王の騎士たち』(1911年)著:ヘンリー・ギルバート挿絵:ウォーター・クレイン ..『アーサー王の死』(1927年版)著:トマス・マロリー挿絵:オーブリー・ビアズリー ..◆展示中の挿絵に描かれている登場人物◆・アーサー王・マーリン・ランスロット・湖の乙女・ベディヴィア.#アーサー王伝説 #聖杯伝説#円卓の騎士#オーブリービアズリー#トマスマロリー#ウォータークレイン#うつのみや妖精ミュージアム#utsunomiyafairymuseum #宇都宮 #栃木#utsunomiya #tochigi#妖精 #museum #fairy


◆展示書籍◆
『アーサー王の騎士たち』(1911年)
著:ヘンリー・ギルバート
挿絵:ウォーター・クレイン 

『アーサー王の死』(1927年版・二冊本)
著:トマス・マロリー
挿絵:オーブリー・ビアズリー

◆展示中の挿絵に描かれている人物◆
・アーサー王,マーリン,ランスロット,ベディヴィア,湖の乙女


余談ではございますが,
当館学芸員の‘推し‘は,「優れた観察眼と抜群のユーモアセンスで調和をもたらす話術の騎士・ディナダン卿」,
私は「騎士道精神と恋の狭間で苦悩した罪深き英傑・ランスロット卿」推しでございます。
個性あふれる様々な人物が活躍するところも,アーサー王伝説の魅力のひとつですね。
みなさまは,どなたがお好きですか?

(スタッフY)
posted by うつのみや妖精ミュージアム at 18:48| 栃木 ☔| Comment(0) | 館内紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月17日

ステンドグラスのご紹介

みなさま,こんばんは
不安定なお天気が続きますが,いかがお過ごしでしょうか
寒暖差がありますので,体調を崩されないようお気を付けくださいね。

さて,今日は当館のステンドグラスをご紹介したいと思います。
当館入り口でお客様をお出迎えしているステンドグラス作品、「夜明け」「夏の夜」。
こちらは、国際的アーティスト・天野喜孝氏がデザインしてくださった作品です。

..当館入り口にありますステンドグラス作品、「夜明け」「夏の夜」。こちらは、国際的アーティスト・天野喜孝氏がデザインしてくださった作品です。.天野喜孝氏と言えばアーティストとしてはもちろんのこと、「ファイナルファンタジー」シリーズやアニメ等のキャラクターデザイナーとしても、とても有名ですね。.当館ではこちらの2作品の他、アートサロンスペースにて天野喜孝氏デザインの大型ステンドグラス「四季」を常時展示しております。.妖美な妖精たちを、間近でゆっくりとご覧になってくださいね。.#うつのみや妖精ミュージアム#utsunomiyafairymuseum #天野喜孝 #yoshitakaamano#ステンドグラス #stainedglass#宇都宮 #栃木#utsunomiya #tochigi#妖精 #museum #fairy

天野喜孝氏と言えば,アーティストとしてはもちろんのこと、
「ファイナルファンタジー」シリーズやアニメ等のキャラクターデザイナーとしても、とても人気です

当館ではこちらの2作品の他に、
アートサロンスペースにて大型ステンドグラス「四季」を展示しております。
天野氏がデザインした妖美な妖精たちを,間近でゆっくりとご覧になってくださいね

(スタッフ Y)

posted by うつのみや妖精ミュージアム at 18:11| 栃木 ☁| Comment(0) | 館内紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする