こんにちは!
一歩外に出ただけで人生が嫌になるほどの酷暑はどこへやら、
急に過ごしやすい季節となりましたね。
夜には虫の声が聞こえるようになりましたし、
稲穂も垂れ、田んぼもだんだんと黄金色に近づいてきました

・・・ということは夏休みももう終わりになってしまいますが、
さる8月17日、妖精ミュージアムでは「妖精の家を作ろう!
」というワークショップを開催しました。

夏休みの課題も消化できる工作系のワークショップでした♪
制作指導は当館学芸員と妖精の会のみなさんが担当しました。
まずは当館学芸員より、「妖精の家」ということで、家の中にいる妖精として、
ブラウニーとボロワーズの説明をしました。
次に、試作品をもとに制作方法を簡単に説明し、参加者のみなさんに作業に入ってもらいました。
今回メインに使ったのは100円ショップで買える、園芸用のネームプレートです。
白木とブラウンの2色あり、薄くハサミでも切れるなど加工しやすいので、
アイディア次第で色々活用できそうですね

デコレーションもタイルや貝殻、ビーズや草などいろいろ用意しました!
みんなどれを使うんでしょう……?
まずは白木を壁、ブラウンを屋根に使ってベースのおうちを作っていきます。
ボンドでくっつけていきます。
一方を乾かしているうちにもう一方を組み立てます。
手が休まる暇がなく、忙しい〜

そのまま作ると大変さっぱりしたおうちになるのですが、
こちらではかわいいドアがつけられていました!
お花もとってもかわいいですね

開閉する……だと……

こちらではなんと!!みんなが裏返しにしている壁の接着面を、表に出しています



色を互い違いにすることで、レンガ風になっておしゃれですね!
素晴らしいアイディアです

さてどんなおうちになるのでしょう……?
試しにくっつけてみるとどんどんアイディアが出てきたりしますよね!
こちらは小さな弟君との合作でした。
兄弟で一緒に作ることでより思い出深い作品になりますね

こちらでは壁に淡い水色のタイルと、白い巻貝を飾っています。
さわやかで涼しげです

床板が家よりも大きいので、庭も作ることができるのですが、
その庭も個性とアイディアの出しどころでした!
こちらではツタでアーチを作り、「ようせいの家」と看板を作っています!
ネームプレートの正しい使い方でちょっと感動しました
壁もボタンで飾って水玉模様みたいで可愛いですし、
お庭に敷き詰められたお花がとても妖精らしいですね

こちらもアーチですが、ブラウンの木で門柱を作り、ツタでアーチを描いています。
アーチの頂点からぶら下がったお星さまがなんともかわいい!
こちらの作品で面白いのは屋根と玄関の関係です。
実は参加者のみなさんの多くは、切り妻屋根のおうちの妻側に扉を作ることが多かったのですが、
こちらは平側に扉を作っていますね!
カラフルなタイルの色使いも明るくて素敵です

妻側の屋根と壁の隙間が気になったのか、こちらは覆いが作られています。
今回のワークショップでは同伴の保護者の皆様のファインプレーもたくさん見られました!
庭の木が力作です!また、壁に貼った水色のタイルをあえてくっつけず、
少し間をあけることで窓を表現しているのでしょうか

屋根に等間隔に置かれたやさしい色のタイルも素敵ですね!
大きな扉と、ヴァイオリンの飾りが印象的です。
屋根にも苔むしているなど、全体的に緑も多く、
ナチュラルな感じが妖精らしいですね

よくみると煙突もあります

こちらのおうちには梯子がかかっています

こちらも屋根と壁の間の隙間を埋めています。
なんと大きさを計測し設計図を描いて作るという素晴らしいファインプレーです

今回のワークショップでは、使う材料も色も大きさも統一されていたので、
みんな同じような作品になってしまったらどうしよう、と
ちょっと心配になってしまいましたが、
家を作る時点からもうそれぞれのアイディアや個性があふれていて、
まったく無用な心配でした

今回もとても楽しいワークショップになりました

参加された皆様、妖精の会の皆様、ありがとうございました

(スタッフR)